演奏と体の痛みーその1 椅子の高さ
- Masako Kawashima
- 2016年10月4日
- 読了時間: 2分
大人になってから楽器を始める人が誰しも直面する「体の痛み」。バイオリンのビブラートなんかも大人はなかなかできないと言いますね。古箏は中国では「カンタン三大楽器」のうちの一つに数えられますが、それでも揺指、左手の演奏が入ってくる5級くらいになると首や肩、下手すると腰まで痛くなります。「やり方が違うのよ〜」と先生からは教えられますが、そ、そのやり方だと私には全くできない・・・优酷の古箏レッスンビデオなんかも参考にしてみるけどその通りにやってもできない・・・練習するにつれて少しずつ上達はするのだけれど、それでも体の痛みがどこかしらにあるのが悩みでした。
古箏についての情報はあまりにも少ないので、関連書籍を探していて出会ったのが「ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと」(トーマス・マーク)。解剖学的にいろいろ解説してあってすごく参考になるのですが、その中でも一番簡単にできるのが椅子の高さの調節です。ほとんどの演奏者は、椅子が低すぎるのだそう。私も、左側の駒の盛り上がった部分を避けようと左腕を少し上げた状態のまま演奏していて、それで左肩がかなり痛くなっていました。椅子を少し高くしてみた(新しく椅子を買い換える必要はありません。ラグを折りたたんだものを重ねたりして微調整するので十分)ところ、左手の痛みがほとんどなくなりました。すご〜い!

思い出すこと数年前、北京で検定試験を受けた時、椅子に座ったら箏がぐう〜んと目の前に浮かんだような感じがして、きっと緊張して視覚が狂ったんだと思いよけい緊張したのを覚えています。あれは視覚が狂ったんじゃなくて椅子が低かったんだ(視覚は正確だった!)、と今になって納得。
私の他はみんな子供だったから(ちなみに私は170cm)、そりゃ〜低いわな。
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